こんにちは、ソムリエのいちごです。
ワインと聞くと、白ワインや赤ワインを思い浮かべる方が多いかもしれません。
ところが最近、「オレンジワイン」が注目されています。
オレンジワインにはどのような特徴があるのでしょうか。
どんなお料理に合うか知りたい!
今回は、知る人ぞ知るというオレンジワインの魅力について詳しくご紹介します。
社会人7年目のときに「田崎真也ワインサロン」でソムリエ対策講座を受講。
2002年 ソムリエ資格取得
2005年 シニアソムリエ資格取得
現在アカデミー・デュ・ヴァンの受講生。知識をブラッシュアップしつつ、ワインを学びたい人向けにこのサイトを運営。
オレンジワインの特徴
オレンジワインは白ぶどうを使ってワインを作ります。
白ワインは絞った果汁を発酵させてワインを作りますが、
オレンジワインは果汁だけではなくぶどうの皮や種を漬け込んで発酵させます。
そのため、香りや風味が豊かで、フルーティーな味わいや複雑な香り、酸味や渋みがあるのが特徴です。
白ぶどうで赤ワインのような造り方をしたワインのことです。
オレンジワインは、ジョージアやスロベニア、イタリアなどの地域が発祥地とされています。
一見どんなお料理と合わせたらよいか難しいと感じるかもしれませんが
意外とさまざまなお料理と合うんですよ。
次に飲み方と合わせるお料理をご紹介します。
おすすめの飲み方
オレンジワインは、8~10℃くらいに冷やして飲むのが一般的です。
使用するグラスは通常の白ワイングラスよりも大きめのグラスに注ぎ、
広い表面積を持つことで香りを引き立たせるのが良いとされています。
今回わたしが記事にあげているのはオーガニックのオレンジワインです。
ワイン名 | ALAYA 2021 |
ぶどう品種 | ベルデホ、マカベオ、シャルドネ |
生産地 | スペイン |
生産者 | ボデガス・アルベロ |
パッションフルーツのようなトロピカルフルーツの香りとキャラメルのような甘い香りがほのかにします。
爽やかな酸味が広がり、エキゾチックなニュアンスもあります。
これはスパイシーなお料理やたっぷり魚介が入ったパエリアと合わせたいですね。
山椒がきいた中華料理に合わせるのも良いかもしれません。
合わせる料理
オレンジワインは、フルーティーな味わいや複雑な香り、酸味や渋みがあるため、いろんなお料理と相性が良いとされています。
例えば、以下のようなお料理がおすすめです。
鶏肉や豚肉、ラム肉などのグリルした肉料理やローストした肉料理、ソーセージなど
サーモンやマグロ、鯖などの脂の乗ったお魚料理
オリーブ、パテ、チョリソーなどのスペインのタパス料理
カレー、タンドリーチキンなどのスパイスの効いた料理
ゴルゴンゾーラなどのブルーチーズや
チェダーチーズ
こうして見るとオレンジワインに合うお料理は意外と多いですね!
いつもと違うワインを飲みたい時はオレンジワイン
オレンジワインは白ワインや赤ワインに比べると数が少なく見つけるのが難しいかもしれません。
わたしが通っているワインスクールアカデミー・デュ・ヴァン
講師おすすめのワインが揃っています。
もちろんオンラインでも購入できますし、オレンジワインも扱っていますので、
ぜひ一度ショップのサイトをご覧ください。
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