初心者でも挑戦できる!ワイン資格・検定の種類と違い(2022年度版)

こんにちは、シニアソムリエのいちごです。

日本国内で受験できるワインの資格や検定にはさまざまな種類があります。

この記事ではワインの資格や検定を紹介します。

  • ワインに興味を持ち始めた
  • ワインの知識がどれくらいあるか検定を受けてみたい
  • ワインを扱った仕事に就きたい

初心者の方ももうすでにワインの知識を少しお持ちの方も

この記事の中にあなたに合ったワインの資格がきっと見つかります。

この記事を書いた人

社会人7年目のときに「田崎真也ワインサロン」でソムリエ対策講座を受講。

2002年 ソムリエ資格取得
2005年 シニアソムリエ資格取得

現在アカデミー・デュ・ヴァンの受講生。知識をブラッシュアップしつつ、ワインを学びたい人向けにこのサイトを運営。

好きなところから読める目次

日本ソムリエ協会主催のワイン資格、検定

ワイン業界でもっとも権威があり、有名な日本ソムリエ協会(J.S.A.)、会長はあの田崎真也さんです。

日本ソムリエ協会はソムリエ等の育成、会員の資質向上のため講習会・研修会・コンクールの開催に関する事業、飲料と食に関する資格認定事業、教材作成・販売に関する事業、国際ソムリエ協会・各国在日ワイン振興機関との海外交流に関する事業などを行っている一般社団法人です。

いちご

私はソムリエの資格は田崎真也ワインサロンで学びました。田崎さんのレッスンを受講したこともあります。

その日本ソムリエ協会が主催するワインの資格は4種類、ワイン検定は2種類あります。

資格名一次試験二次試験三次試験
ソムリエ2022年7月20日(水)~8月31日(水)2022年10月18日(火)2022年11月28日(月)
ワインエキスパート2022年7月20日(水)~8月31日(水)2022年10月18日
ソムリエ・エクセレンス2022年10月18日(火)2022年12月5日(月)
ワインエキスパート・エクセレンス2022年10月18日(火)2022年12月5日(月)
ワイン検定ブロンズ2022年9月9日(金)・9月10月(土)・9月11日(日)
ワイン検定シルバー2022年11年24日(木)・11月26日(土)・11月27日(日)

それぞれ見ていきましょう。

ソムリエ/ワインエキスパート

ソムリエとワインエキスパートは受験資格は違いますが、試験内容や受験料は同じです。

一次試験と二次試験は共通ですが、ワインエキスパートは三次試験はありません

ソムリエの受験資格
◆酒類・飲料を提供する飲食サービス
◆酒類・飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、製造、教育機関講師
◆酒類・飲料を取り扱うコンサルタント業務
上記のいずれかの職務を通算3年以上経験し、開催年度の基準日(8月31日)においても従事し、月90時間以上勤務している方
もしくは
日本ソムリエ協会の会員歴が2年以上あり、上記のいずれかの職務を通算2年以上経験し、開催年度の基準日(8月31日)においても従事し、月90時間以上勤務しているJ.S.A.正会員および賛助会員在籍者
ワインエキスパートの受験資格
•開催年度の基準日(8月31日)において満20歳以上の方
•国籍、職種、経験は不問

受付期間 2022年3月1日(火)10時 〜 7月15日(金)18時まで

受験料:29,600円〜( ソムリエ協会会員は割引があります。)

また1次試験は2回まで受験することができ、出願時に受験する回数を決め受験料を払います。

2回受験する人は34,440円です。

受験料には2022年度日本ソムリエ協会教本(Book版および電子版)が含まれています。

出題範囲:2022年度日本ソムリエ協会教本より出題(CBT試験)

ソムリエ・エクセレンス/ワインエキスパート・エクセレンス

ソムリエ・エクセレンスの受験資格
•日本ソムリエ協会認定のJ.S.A.ソムリエおよびJ.S.A.ワインアドバイザー
•ソムリエおよびワインアドバイザー資格認定後3年目以降の方
◆酒類・飲料を提供する飲食サービス
◆酒類・飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、製造、教育機関講師
◆酒類・飲料を取り扱うコンサルタント業務
上記のいずれかの職務を通算10年以上経験し、第一日程においても従事し、月90時間以上勤務している方

2019年度よりシニアソムリエはソムリエ・エクセレンスに名称変更しています。

いちご

わたしが受験した2005年はシニアソムリエという呼称でした。

ワインエキスパート・エクセレンスの受験資格
•日本ソムリエ協会認定のJ.S.A.ワインエキスパート
•ワインエキスパート資格認定後5年目以降の方
•第一日程において年齢30歳以上の方

受付期間 2022年3月1日(火)10時 〜 7月15日(金)18時まで

出題範囲:筆記試験。一次試験 2022年度教本を中心とした(記載事項に限らない)、シェフソムリエ、チーフ(販売、バイヤーなど)、教育、啓蒙に携わるプロフェッショナルおよび上位エキスパートに求めらる基礎知識および周辺知識。

二次試験はソムリエ・エクセレンス、ワインエキスパート・エクセレンスともにテイスティングの試験。

その後ソムリエ・エクセレンスは実技試験
サービス:シェフソムリエ業務、プレゼンテーション、接客
口頭試問:基礎知識(教本記載事項に限らない)、販売、接客、プレゼンテーション

ワインエキスパート・エクセレンスは論述試験があり、ワインおよび産地に対する理解力、伝達能力についての試験。

ワイン検定ブロンズ

2012年からスタートした日本ソムリエ協会が主催するワイン検定です。

この検定はワインを始めたばかりの方向けの超ベーシックな試験です。

いちご

ワインをただ楽しみたい方も、これからソムリエを目指そうとしている方も、まずはこのブロンズの受験から始めることをお勧めします。

受験資格
検定日において20歳以上の方

ワイン検定ブロンズについては別の記事でくわしく書いていますので、ブロンズに興味がある方は「J.S.A.ワイン検定合格のコツ」を参考にしてください。

ワイン検定シルバー

ワインライフを楽しみたい方や、ワインに興味がある方のための入門的な位置付け。

シルバーはブロンズの上位資格です。

受験資格
ブロンズクラス認定者

全日本ソムリエ連盟認定のワイン資格、ワイン検定( 1級〜3級)

全日本ソムリエ連盟(ANSA)はNPO法人FBO提携加盟団体です。

FBOは料飲専門家団体連合会のことで、飲食サービス業及びこれに関連する事業分野において、常に消費者視点を持ち、有益な付加価値をもって販売・提供できる人材を「飲食のプロフェッショナル」と定義し、その育成を主たる目的に活動する特定非営利活動法人です。

ワインコーディネーター/ソムリエ

資格名は、申込みの際に「ワインコーディネーター」または「ソムリエ」のどちらかを選択できます。

資格を取得するには全日本ソムリエ連盟主催の5つのコースのうち、いずれかを選択します。

コースによって料金が異なります。

  1. e-ラーニングコース
  2. 2日間集中コース
  3. 3日間特別コース ( 2022年6月6日現在ページが開けなくなっています)
  4. 通信コース
  5. オンデマンド受講コース

クリックすると公式HPのそれぞれのページに飛びます。

受験資格
お申し込み時に満20歳以上の方。
全日本ソムリエ連盟HPの記載内容全てに承諾いただいた方。

※全日本ソムリエ連盟HPはこちら

ワイン検定 (1級〜3級)

全日本ソムリエ連盟が2015年より実施しているワイン検定です。

レベルは1級〜3級まであります。(1級が最上位)

3級のみCBT方式と会場試験の2種類があり、1級と2級は会場試験です。

ワイン検定は4級と5級もあり、ネット受験できます。開催は随時で50分間で30問です。料金は各1,000円です。受験回数は3回までです。

3級(CBT方式)

ワインの基礎知識を習得しているレベルです。

受験資格
 20歳以上の方

開催日時:随時

受験料:4,650円(税込)

出題範囲:公式テキスト酒仙人直伝よくわかるワイン

出題方式:四肢択一選択方式・50 問/50分間


CBTとはComputer Based Testingの略で、全国のテストセンターにてコンピューターでの受検のこと。

3級(会場受験)

ワインの基礎知識を習得しているレベルです。

受験資格
20歳以上の方

受付期間:2022年8月31日(水)まで

試験日:2022年9月10日(土)

受験料:3,650円(税込)

出題範囲:出題範囲:公式テキスト酒仙人直伝よくわかるワイン

出題方式:四肢択一選択方式・50 問

2級(会場受験)

ワインに関する法律と地理、またその特徴と魅力を理解し、第3者に提供できるレベルです。

受験資格
ワイン検定3級合格者 または ワインコーディネーター/ソムリエ

受付期間:2022年8月31日(水)まで

試験日:2022年9月10日(土)

受験料:4,200円(税込)

出題範囲:公式テキスト「新訂 ワインの基」

1級(会場受験)

ワインとソムリエおよびワインの周辺知識のあらゆることに精通しているレベルです。

受験資格
ワイン検定2級合格者

受付期間:2022年8月31日(水)まで

試験日:2022年9月10日(土)

受験料:5,250円

出題範囲:公式テキスト「新訂 ワインの基」

WSET®️認定資格(Level1~4)

WSETはWine & Spirit Education Trust(ワイン&スピリッツエデュケーショントラスト)のことで

ワインとスピリッツの資格とコースの開発と提供に専念する団体で、1969年に英国のワイン貿易のために設立されました。

WSET®の試験は、認定を受けたワイン教育機関(日本では3校のみ)にて、所定の連続講義を受けた方だけが受験できます。

WSETのホームページはこちらをクリックしてください。

日本でWSETの講座が受講できる認定校(クリックするとそれぞれのHPに飛びます)

Level 1

ワインのキャリアを始めたり、ワインに興味を持ったりする人に適した、初心者レベルのワイン入門。

出題形式:4択マークシート式30問/45分

合格基準:正当率70%以上

Level 2

ワインを探求する初級から中級レベルの資格であり、業界の専門家やワイン愛好家に適しています。

出題形式:4択マークシート式50問/60分

合格基準:正答率55%以上

Level 3

ワイン業界で働く専門家とワイン愛好家のための上級レベルの資格。

出題形式:4択マークシート式50問/記述式回答 計120分/ブラインドテイスティング2種類 計30分

合格基準:正答率55%以上

Level 4 Diploma

ワインのすべての側面をカバーする専門家レベルの資格です。

Diplomaの受験をされる方は、日本にはWSET Level4 Diplomaの通学コースがないため、Diploma Online Distance Learningの受講が必須となります。

受験料と受験の流れ

日本ワイナリーアワード協議会主催のワイン検定(1級〜3級)

近年世界でも注目されている日本ワインの検定試験です。

ワイン検定は筆記試験(3級〜1級)をCBT方式、テイスティング試験(2級・1級)をマークシート方式で実施しています。

3級

受験資格
検定日において満20歳以上の方。

試験日:通年(申込時に選択)

受験料:8,000円(税込)

認定料:2,200円(税込)

出題範囲:日本ワインのブドウ栽培、醸造、産地、歴史などについての基本的知識

出題方式:筆記試験(CBT方式)、選択式50問/ 60分

合格基準:正答率70%以上

2級(日本ワインアドバイサー)

2級の試験に合格すると「日本ワインアドバイザー」の呼称が与えられます。

受験資格
日本ワイン検定3級合格者で、検定日において満20歳以上の方。但し、ワイナリー・日本ワイン用ブドウの生産者での勤務経験1年以上の方、ワイン販売業者(酒類の卸売・小売)または飲食店等日本ワインの販売に従事する業種への勤務経験2年以上の方、J.S.A.有資格者(ソムリエ・ワインエキスパート)、WSET有資格者(Level3以上)は、3級合格の条件を免除されます。

試験日:
筆記試験 通年(申込時に選択) 
テイスティング試験 年2回以上開催予定(決定次第、日本ワイナリーアワードのホームページで告知)
2022年7月9日(土)開催

受験料:
筆記試験 8,000円(税込)、テイスティング試験 6,000円(税込)

認定料:7,150円(税込)

出題範囲:筆記試験 日本ワインのブドウ栽培、醸造、産地、歴史などについての基本的知識、一部やや専門的な問題
 テイスティング試験 課題ワイン 2種類、「品種」に関する設問

出題方式:筆記試験 コンピューターでの出題(CBT方式)、50問、選択式、試験時間 60分
 テイスティング試験 課題ワインのテイスティング、マークシート方式、試験時間 25分

合格基準:筆記試験 正答率70%以上、テイスティング試験 正答率50%以上

1級(日本ワインマスター)

1級に合格すると「日本ワインマスター」の呼称が与えられます。

受験資格
日本ワイン検定2級合格者で、検定日において満20歳以上の方。但し、WSET Level 4 Diploma有資格者は、2級合格の条件を免除されます。

試験日:
筆記試験 通年(申込時に選択) 
テイスティング試験 年2回以上開催予定(決定次第、日本ワイナリーアワードのホームページで告知)
2022年7月9日(土)開催

受験料:筆記試験 10,000円(税込)、テイスティング試験 8,000円(税込)

認定料:9,350円(税込)

出題範囲:筆記試験 日本ワインについての高度な専門知識を含む問題
テイスティング試験 課題ワイン 4種類、「外観」「香り」「味わい」「品種」に関する設問

出題方式:筆記試験 コンピューターでの出題(CBT方式)、50問、選択式、試験時間 60分
テイスティング試験 課題ワインのテイスティング、マークシート方式、試験時間 40分

合格基準:筆記試験 正答率70%以上、テイスティング試験 正答率70%以上

難易度

主催資格、検定難易度向いてる人
日本ソムリエ協会ソムリエ/ワインエキスパート
(4.0 / 5.0)
ワインを扱う仕事に従事する人
シムリエ・エクセレンス/ワインエキスパート・エクセレンス
(4.5 / 5.0)
ワインに関してプロフェッショナルな人
ワイン検定ブロンズ
(1.0 / 5.0)
ワインに興味がある初心者
ワイン検定シルバー
(2.0 / 5.0)
ワインの知識を深めたい中級者
全日本ソムリエ連盟ワインコーディネーター/ソムリエ
(4.0 / 5.0)
ワインを扱う仕事に従事する人
ワイン検定 3級
(2.0 / 5.0)
ワインに興味がある初心者
ワイン検定 2級
(3.0 / 5.0)
ワイン検定 1級
(4.0 / 5.0)
WSETLevel 1
(2.0 / 5.0)
ワインに興味がある初心者
Level 2
(3.0 / 5.0)
ワインの知識をさらにレベルアップしたい人
Level 3
(4.0 / 5.0)
Level 4 Diploma
(5.0 / 5.0)
英語が得意でワインの知識が豊富な人
日本ワイナリーアワード協議会ワイン検定 3級
(2.0 / 5.0)
ワイン検定 2級
(3.0 / 5.0)
ワイン検定 1級
(4.0 / 5.0)

※難易度は筆者の主観です。ご了承ください。

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この記事を書いた人

J.S.A.認定シニアソムリエ。ワインについてもっと学ぶこと、旅行、ドライブに情熱を注ぎ、世界が提供するものを探求するのが大好きです。ワインは初心者にとって敷居が高いものだと理解しているので、ワインを楽しみ始めたばかりの人たちのために、わかりやすいワイン情報を伝えたいと思います。一緒にグラスを傾けて、ワインの世界を楽しみましょう。

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