こんにちは、ソムリエのいちごです。
今回はロゼについて書きます。
ロゼワインについてどんなイメージを持っていますか?
- 色が綺麗!
- ロゼシャンパンなど華やか!
- 甘いワインなのかな?
ロゼワインは見た目がかわいいピンク色です。
そのためボトルは透明のことが多いです。
ワインスクールの先生がいうにはアメリカではいまロゼワインが若い人の間で大人気!
色がかわいいとインスタ映えするからでしょうか。
日本でもロゼのシャンパンは高級感があって華やかなイメージです。
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この記事では
- ロゼワインの造り方
- 代表的なロゼワイン
を紹介します。
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ロゼワインの作り方
![](https://kyunwine.online/wp-content/uploads/2021/07/wine-511228_1280-2.jpg)
ロゼワインには主に3つの作り方があります。
・セニエ法
・直接圧搾法
・ブレンド法(シャンパーニュ地方のみ)
それでは一つずつ見ていきましょう。
セニエ法
セニエ法はもっとも一般的なロゼワインの作り方で、
赤ワインと同じような製法です。
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- 皮付きの黒ぶどうを発酵タンクに入れ、果皮も種も一緒に漬け込む。
- 数時間から2日間程度漬け込んだあと(赤ワインより短い時間)、軽く色づいた果汁を引き抜く。
- 引き抜いた果汁だけで発酵を続けて仕上げる。
直接圧搾法
直接圧搾法は黒ぶどうを使って白ワイン的な作り方のことです。
「ダイレクトプレス」とも言います。
セニエ法より色がうすく仕上がります。
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- 黒ぶどうをプレス機で直接圧搾する。
- しぼることによってうっすらピンク色の果汁になる。
- 果汁を引き抜き、発酵させる。
ブレンド法
白ワインに赤ワインを少し入れて作る方法を「ブレンド法」といいます。
この方法はシャンパーニュ地方のスパークリングワインだけ認められている作り方です。
さまざまな地域で造られているロゼワイン
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ひとくちに「ロゼワイン」といっても、色や味わいもさまざま。
まずはフランスのロゼワインから見ていきましょう。
フランスのロゼワイン(北側)
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生産地域 | ぶどう品種 | 特徴 | 有名な銘柄 |
---|---|---|---|
ロワール | グロロ カベルネ・フラン カベルネ・ソーヴィニヨン | フランスを代表する薄甘口のロゼ ラズベリーやすみれの花のような香り | ロゼ・ダンジュー カベルネ・ダンジュー |
シャンパーニュ | ピノ・ノワール | 唯一のブレンド製法が認められてるAOC | ドン・ペリニヨン モエ・エ・シャンドン |
ブルゴーニュ | ピノ・ノワール | ストロベリー系と石灰の香り | マルサネ・ロゼ |
フランスのロワール地方にある「アンジュー・ソミュール地区」で作られているロゼワインは有名です。
グロロー種主体でロゼ・ダンジューを造っていて、カベルネ・フランもしくはカベルネ・ソーヴィニヨンでカベルネ・ダンジューを造っています。
マルサネ・ロゼはフランスのブルゴーニュ地方、コート・ドゥ・ニュイ地区で造られています。
※シャンパーニュについては、別の記事でお伝えします。
フランスのロゼワイン(南側)
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生産地域 | ぶどう品種 | 特徴 | 有名な銘柄 |
---|---|---|---|
コート・デュ・ローヌ | グルナッシュ サンソー シラー | 比較的色調が濃いロゼ 野いちごや野バラの香り | タヴェル |
プロヴァンス | ムールヴェードル | ボリューム感があり、豊かな味わい | バンドール ミラヴァル |
タヴェルは「ロゼの王」と呼ばれており、フランスのコート・デュ・ローヌ地方の南、ローヌ河の西岸で造られています。
ルイ14世の御用達ワインであり、歴史上さまざまなエピソードがあるワインでもあります。
プロヴァンス地方は生産量の90%がロゼワインを造っています。
ニースは観光地なので、旅行客のお土産のひとつとして選ばれることも多いです。
わたしがニースに旅行に行った時、ロゼワインに「ニース風サラダ」を合わせていただきました。
フランス以外の国のロゼワイン
世界中のさまざまな地域で作られているロゼワインですが
数ある中から代表的なものをいくつかピックアップしてご紹介します。
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ロゼワインはとても魅力的なワイン
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ロゼワインは甘口のイメージがありますが、辛口のタイプが多く造られています。
醸造方法は主に
- セニエ法
- 直接圧搾法
- ブレンド法
の3つで、色も淡いものから濃いものまでさまざまです。
シャンパーニュのロゼを除いて、ロゼワインは比較的手に取りやすい値段も魅力のひとつです。
ぜひ一度酒屋さんやスーパーのワインコーナーでロゼワインをチェックしてみてください。
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