こんにちは、ソムリエのいちごです!
わたしはソムリエの資格をだいぶ前に取りました。
時間が経ちワインについての知識を忘れてしまったり、持っている情報がだんだん古くなってしまいました。
そこでもう一度ワインについて勉強し直そうと思い、アカデミー・デュ・ヴァンのStep-2に通いました。
Step-2に向いている人は以下のような人です。
- ぶどうの品種やワインの醸造について基本的なことは知っている。
- 将来ソムリエやワインエキスパートを受験したいと思っている。
- ソムリエやワインエキスパートの資格は持っているが歴史や造り手などさらに知識を深めたい。
わたしがソムリエ試験を受験した時は、正直言って試験のための知識の詰め込みでした。
資格を取れた時はもちろん嬉しかったのですが、造り手のことなどまだまだ知らないことがたくさんありました。
ワインの勉強を再会して、アカデミー・デュ・ヴァンのStep-2のクラスで学んで
歴史や造り手のことを知れば知るほどワインについて興味がもっと深くなりました。
ではそのStep-2がどんな内容か詳しくお伝えしていきます。
社会人7年目のときに「田崎真也ワインサロン」でソムリエ対策講座を受講。
2002年 ソムリエ資格取得
2005年 シニアソムリエ資格取得
現在アカデミー・デュ・ヴァンの受講生。知識をブラッシュアップしつつ、ワインを学びたい人向けにこのサイトを運営。
アカデミー・デュ・ヴァン Step-2のカリキュラム
カリキュラムは全16回です。料金は170,500円(税込) で、1回あたり10,656円(税込)です。
2022年度とレッスンのお値段は変わってないですね!
カリキュラム内容 | |
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第1回 | オリエンテーション ~テロワールとティピシティ~ |
第2回 | ドイツ、オーストリア ~卓越した白ワインの帝国~ |
第3回 | イタリアその1 北部 ~伝統を受け継ぐ銘醸ワイン~ |
第4回 | イタリアその2 中南部 ~自由な気風が生むワールドクラスのワイン~ |
第5回 | スペイン、ポルトガル ~イベリア半島のワイン革命~ |
第6回 | アメリカ西海岸(カリフォルニア、オレゴン、ワシントン) ~新たなるワインの黄金郷~ |
第7回 | オーストラリア ~オセアニアの雄~ |
第8回 | ニュージーランド、南アフリカ ~南半球の急上昇株~ |
第9回 | チリ、アルゼンチン ~巨大なポテンシャルをもつ南米大陸~ |
第10回 | ギリシャ、ジョージア ~一番古くて一番新しい産地 |
第11回 | 日本 ~ついに開花したメイド・イン・ジャパン~ |
第12回 | シャンパーニュ ~最北の地で生まれる華麗な味わい~ |
第13回 | ロワール渓谷とアルザス ~冷涼産地がいまはクール~ |
第14回 | ローヌ渓谷 ~異形の大地と太陽のワイン~ |
第15回 | ブルゴーニュ ~細分化されたテロワールが生む至高のワイン~ |
第16回 | ボルドー ~不断の革新を続ける進撃の銘醸地~ |
カリキュラムのタイトルを見ただけでもわくわくします!
フランスに時間を割いているのはもちろんなんですが、
ギリシャ、ジョージアそして日本と今注目の国が入っているのが嬉しいです。
レッスンは1回につき2時間、前半の1時間は先生の講義を聞き、後半の1時間でテイスティングを行います。
テイスティングは6種類で、白と赤の数はその時によって異なります。
Step-1ではテイスティングを行う時、まだコメントに慣れていないため受講生にコメントを求めるということは
あまりありませんでしたが、Step-2になるとテイスティングにも慣れてくるので、
先生から「今日飲んだ中でどのワインが一番好きですか?」などと簡単なコメントを言うよう促されることもあります。
でも心配しなくても大丈夫です。間違っていてもどんな言葉でも自分が感じたことをありのまま言えばOKです。
わたしはソムリエですが、ブラインドテイスティングすると思いっきり間違えることもあります。まだまだ修行の道は続きます。。
アカデミー・デュ・ヴァン Step-2のテキスト
244mm×307mm のファイルに入ったテキストがもらえます。(A4が210mm×297mmなので、A4よりやや大きいサイズ)
ルーズリーフタイプなので、その日に受講する部分だけ持っていけます。
ファイル一式持っていくとけっこう重たいです。
試飲したワイン
テイスティングで出たワインを一部ご紹介します。
ルーチェ
こちらのLuce(ルーチェ)は「第1回テイスティングの推論」のレッスンでテイスティングしました。
サンジョベーゼとメルローのブレンドワインでブレンド比率は非公開です。
トスカーナで有名なフレスコ・バルディとカリフォルニアのロバートモンダヴィによって作られたワイナリーで
スーパータスカンです。
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズSLV・エステートカベルネ・ソーヴィニヨン
「第6回アメリカ西海岸」の時に登場したワインがこちらのスタッグス・リープ・ワイン・セラーズSLVです。
お値段38,500円の高級ワインです!
このワインはとても名誉あるワインで、1976年の「パリ対決」(Judgment of Paris)と呼ばれるフランスワインとカリフォルニアワインのテイスティング対決で、王者フランスを抜いて見事1位を取ったワインなんです。
そのイベントの主催者はアカデミー・デュ・ヴァンの校長先生だったスティーヴン・スパリュア先生でした。
スティーヴン・スパリュア先生は残念ながら2021年3月に逝去されました。わたしもお会いしてみたかったです。
スタッグス・リープ・ワインセラーズのHPに行くと、パリテイスティングのことが次のように書かれています。
テイスティングはブラインドでありえないことが起きた。1973年スタッグス・リープ・ワインセラーズSLVカベルネ・ソーヴィニヨンが最高と判断されました。ナパ・カベルネは1級シャトームートンロスチャイルドとシャトーオーブリオンを含む4つのトップランクのボルドーを打ち負かしました。
https://www.stagsleapwinecellars.com/
レッスンで試飲した2010年のワインはカシスやブラックチェリーの香りがするタンニンも中程度のワインでした。
歴史を聞いてからテイスティングすると、一段と奥深い味わいになりますね。
無料体験レッスンを受けてみよう
もしアカデミー・デュ・ヴァンのレッスンを受講しようかどうしようか迷っていたら
無料でやっている体験レッスンを受けてみることをお勧めします。
体験レッスンについては別の記事「無料体験会のレビュー・評判・口コミを紹介!」で詳しく書いていますので
よかったら参考にしてみてください。
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